Jリーグ選手の平均年俸について
毎年シーズンオフになると、野球については各チームの有力選手が推定年俸を公開します。 トップ選手ともなると、5億円を越えるなど、野球人気は依然として衰えていないことが窺えます。
一方、野球と人気を二分するサッカーについては、有力選手のお金についてはあまりニュースの話題に上がりません。 昨年のJリーグ選手においては、トッププレーヤーの年俸2億を越えた選手はいませんでした。 1億円を越えた選手も10人に満たないことから、日本では収入面において、サッカーが世界で最もプレイされているスポーツとは言え、野球選手には遠く及ばないことになります。 なお、Jリーグ選手の一人当たりの平均年収も2000万円強と、スポーツ選手としてはそれほど高いとは言えません。
サッカーはプロ化以降、ワールドカップに毎回出場できるなどレベルについては飛躍的にアップしました。 しかし、選手生命が短いこのスポーツに夢を見る子供達のためにも、待遇面においても一層の改善が必要であると言えます。
Jリーグ選手の年俸について
サッカーのJリーグ選手の年俸は野球選手と比較して低いと言われています。 J2の平均年俸は440万円、年間で200万円しか収入がない選手も多いです。サッカーへの情熱でなんとかくらいついて生活している人がたくさんいます。
J1の日本人平均は1994年に2100万円、1995年から1997年にかけて2500万円と上がりましたが、その後は下降し、2002年には1500万円まで下がりました。2014年は1900万円です。 歴代の年俸を見てみると、三浦和良が1994年に2億4,000万円、ラモス瑠偉が同じ年に1億5,000万円、遠藤保仁が2015年に1億8,000万円、田中マルクス闘莉王が2013年、2015年に1億5,000万円という高額の収入を得ています。
助っ人外国人ではデイエゴ・フォルランが2014年に史上最高額の3億4,650万円、イルハンが2004年に2億1,000万円、ジーコが1994年に1億8,000万円、ドゥンガが1996年に1億6,000万円という額をもらっています。